2015/11/17

Mac上でディスプレイもUSBキーボードも使わないRaspberry Pi2開発環境を整える

ラズパイ使うのにHDMIでディスプレイ繋いだり、USBキーボード持って行ったりするのメンドウ。
MacからSSHとかで繋げたら楽でいいね。
一回もHDMIディスプレイ使わない方法でラズパイ2の環境構築をやってみた。
※そこかしこで書かれている内容なので今更感あるけど、自分用のメモとして。


準備するもの
Raspberry Pi2 Model B(たぶん普通のラズパイでもOK)
・micro SDカード(ラズパイのOS焼く用。私はコレを買った)
・Macbook(Mac OSXが動けば何でもOK)
Thunderboltイーサネットアダプタ(有線LANでラズパイとつなぐ)
・有線LANケーブル(Mac <-> (アダプタ) <-> (有線LAN) <-> ラズパイという形。巻取り式が便利)
・USBケーブル(ラズパイに電源を供給する。巻取り式がコンパクトで便利)


0. ラズパイOSをセットアップ(ラズパイ動かせてる人は不要)
・micro SDカードをMacbookにセット(SDカードアダプタなどで)
・コマンドラインでディスク名を調べる
    % diskutil list
    /dev/disk1とか/dev/disk2とかがそれ。/dev/disk2s1とかはパーティションなので違う。
・Macのディスクユーティリティを起動してマウントしているSDカードがFAT32フォーマットされているかを確認し、「マウント解除」。「取り出し」じゃないので注意
・ラズパイのOS「RASPBIAN」をダウンロードして展開して.imgファイルを取得。私はWHEEZYの方をダウンロード
・SDカードに以下のコマンドで焼き込む。私の環境で約330秒かかった
    % sudo dd bs=1m if=2015-05-05-raspbian-wheezy.img of=/dev/disk2
    2015-05-05-raspbian-wheezy.imgはダウンロードして展開したファイルのPATH。/dev/disk2はdiskutil listで調べたディスク名
・焼き終わったらディスクユーティリティでSDカードを「取り出し」


1. ネットワーク環境を整える
・Macbook ThunderboltイーサネットアダプタをMacbookに挿しLANケーブルを挿す
・システム環境設定の「共有」で「イーサネット共有」を開き(チェックボックスはOFFのまま)、「共有する接続経路」を「Wi-Fi」にする(Thunderbolt経由じゃなければ何でもOK)。相手のコンピュータが使用するポートを「Thunderbolt Ethernet」のチェックボックスをON。
・「イーサネット共有」のチェックボックスをON


2. ラズパイ起動
・RASPBIANを焼いたmicro SDカードをラズパイに挿す
・MacbookのThunderboltイーサネットアダプタを経由して有線LANをラズパイにつなぐ
・USBケーブルでラズパイに通電


3. ラズパイにSSH接続
・コマンドでThunderboltイーサネット共有のIP番号を調べる。
    % ifconfig
    bridge100という項目。192.168.2.1とか192.168.3.1とかになっているんじゃないかな?
・コマンドでラズパイに割り当てられているIPを調べる
    % arp -a
    「on bridge100」という項目で割り当てられているIPを調べる。
    たぶん、192.168.2.1が大元で192.168.2.2がラズパイ。
・SSHでアクセスする
    % ssh pi@192.168.2.2
    うまくアクセスできたらパスワードを聞かれるので「raspberry」
    sshできなかったらIPが間違っているので別のIPを試す


できた




参考